新田館
読み・・・にったやかた
所在地・・・群馬県太田市世良田町(旧尾島町)
築城年・・・不明
築城者・・・新田義重?
主な城主・・・新田氏?、世良田氏?
新田義重の館か?
新田館は、新田氏の祖である新田義重の館と伝えられている。また、義重よりも後の時代の城跡である可能性も高く、新田一族世良田氏の館とも考えられている。 『吾妻鏡』の建久4年(1193)4月28日に、
「将軍家自上野国還御。此間、於式部大夫入道上西新田館御遊覧。自其所直還御云々。」
とあり、(那須野に狩りに出かけた源頼朝が)上野国から戻り、上野国では新田義重の館に立ち寄って、義重の館から直接戻ったことが記されている。
新田館は新田義重の館の伝承地ではあるが、新田義重の館がここということになれば、頼朝が寄った新田義重の館もここということになりそうである。
<現在の状況>
総持寺が新田館跡である。総持寺の南東部分に石碑が建っている。<あわせて読みたいページ>