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桜野陣屋
読み・・・さくらのじんや
所在地・・・栃木県さくら市櫻野(旧氏家町)
別称・・・佐倉藩出張陣屋
築城年・・・1750年
主な城主・・・佐倉藩からの代官
25年の佐倉藩領
1750年2月4日、宇都宮藩領のうち、68ヶ村が佐倉藩領となった。
佐倉藩はその飛び地を支配するため、桜野村の清兵衛の屋敷の裏側に陣屋を置くことを決めた。陣屋は6月12日に普請を開始し、8月14日に完成する。
佐倉藩陣屋には、佐倉藩からの代官2名、勘定方、徒目付、下目付、手代、門番などの役人が派遣されて行政を担った。
1775年2月に佐倉藩の支配が終わると、再び宇都宮藩領に戻る村もあれば、幕府の領地(天領)になる村もあった。
<現在の状況>
桜野陣屋は土地改良によって、畑地や住宅地になっている。陣屋稲荷と呼ばれる小さな祠が、桜野陣屋の存在を今に伝えている。
<あわせて読みたいページ>
「小金井陣屋」栃木県下野市小金井にもあった佐倉藩の陣屋。
「桜野城」桜野にかつてあった中世の城。
<さくら市の城一覧>
桜野陣屋の地図→